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袴の着付け方と構造編『袴って、一体どういう風になっているのか?』

袴って不思議なものだと思いませんか?

どうやって着てるのか?

後ろが膨らんでるけど何か入っているのか?

スカートなのか?パンツタイプなのか?

見ただけではどうなっているのか、着た事のない方には未知のものですよね。

なので、中はどうなっているのかご紹介致します。

中身~♪

まずは見た通り、着物を着せています。

が!!丈は短く!!!見た目、座敷童のような!

なぜか?というと、袴は後ろ側がもっこり盛り上がっていて、その分、裾が上がってしまうので、着物の裾が長いと下から着物が見えてしまうのです。

これはかっこ悪い!!

(レンタルなどでは初めから裾が短くしてあるものもあります)

そうならない為にも、短くしておくのです。
よく、着せている途中に皆さん笑ってしまいます☺️

そして、着物そのものの違いも!!

中の着物の袖が短い!場合があります。
今回はがっつり袖の長い振り袖ですが…
意外と着ている方も気づかない箇所。(これもレンタルなら大体短くなっています)

大振り袖と中振り袖の違い

コレが大振り袖(振り袖なので丈も長い)
これが中振り袖で丈が短いものが多い

見た感じは分かりますが、着ているとなかなか気づきにくい。

次は

帯の違い

通常なら『袋帯』を使うのですが、袴の場合は「半幅帯」を使います。
※浴衣の帯みたいな…

これ、意外と色や模様が重要ポイント!!!チラッとしか見えないのですが、この帯の感じで、全体がガラッと変わります✨

見える帯が濃いめのお色
薄めのお色

このように〜

全体の見え方が変わるのが分かりますでしょうか?
今回は色の濃さの違いですが、もっと変わると本当に別物です!!!!

さてさて、では

本題の袴の着せ方

最初の画像に戻り…

浴衣でもよくあるシンプルな文庫結び

これを下地に…チラ見せしつつ

袴が被る位置と、長さのバランスを見つつ、前を合わしたら、『ぐっ』っと一気に後ろへ紐を持っていきます!!!!

からの〜文庫結びにしてある帯にバッテン掛けで力いっぱいひっかけます。

からの〜前に持ってくる!

からの〜ねじれないように、交差し、また残りを後ろに持っていく!!!

こんな感じで交差させる

ぐぅ〜〜!!!っと、力を込めて一気に畳み掛ける様に結ぶのです!!

少しでも緩めば……キャーーーーーー!!

と、そんな事にならないように、前から後ろから!『ギュ!!ギュ!!』っと!!!

が、このままでは後ろがおかしいので、スカート状態になっている袴の後ろの部分を持ち上げて。



白い物がついてますがコレ、帯にさすものです。そうしておけば袴がずれる事はないのです。と、付いてないものもあります。

文庫結びの帯に上から袴をかぶせる!!!

袴の後ろに付いてる紐は前についている紐より短く太くなっています!

ちょいとコツのあるリボン結び

をしたら、

結び目を隠すようにアレンジ☆


出来上がり〜!!!!

(着付け協力   草深聖子氏)

こんな感じなのです袴というのは!!

後ろは、帯の結び目があるのでちょっと盛り上がっているように見えるのです。コレがまた可愛い❤️

着た事ない方も是非一度♪

料金はこちら